政治初心者さんのための「国家戦略特区」に関するQ&A


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日本保守同盟_零の生放送にて、私のブログが
初心者には難しいという指摘を頂きましたので、
噛み砕いて説明する記事を数回に分けてアップしていきます。
Q.「安倍内閣の言う構造改革、規制緩和とは具体的になんなのか分かりません」
A.
日本には、国民を守る為に様々な規制が存在します。
それは労働者をブラック企業から守る為であったり、
農家を守る為であったり、安全な医療を守る為、
様々な理由で規制が存在しています。
規制緩和とは、これらの私達国民を守ってきた規制を
取っ払ってしまおうという政策方針です。
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kokkasenryaku_tokku2013.html
また構造改革は、この規制緩和とセットになっています。
日本国民を守る規制を取っ払い、外国人や外資企業の為に
日本の構造を変えてしまう事。
つまりは本来の日本の破壊、それが構造改革です。
Q.「そもそも国家戦略特区法とはいったいなんですか?」
A.
構造改革・規制緩和の一つです。
国内に、国内法の適用外とする「外国自治区」を
作ってしまうという超売国法案です。
特別区では、国内法で禁止されている事も
「特例」として認められてしまいます。
安倍内閣が決定した国家戦略特区には、いろいろな
目的で「特例」を設けられる地域が指定されています。
更に同法案の更なる改悪案が「改正国家戦略特区法」として
今年の7月8日に国会で可決されてしまいました。
外国人家政婦が日本で働きやすくなり、(その分日本人の仕事は減る)
外国人が起業するための条件を緩和したり(ペーパーカンパニーなど工作員の潜伏先となる危険性が極めて高い)
外資民間企業が公立学校を経営できるようになったり、
医療面の全面的な規制緩和をしてしまったり(その分リスクが高い)、と
移民問題も含めてかなり深刻な状況です。
では日本のどこが特別区域に指定されているのでしょうか。
下の図をご覧ください。

新潟、大阪、京都、兵庫、東京都、神奈川県、千葉県成田市、福岡、沖縄が
最初に決まった特別区域ですが、安倍内閣はこれを「順次拡大していく」としています。
この図をご覧になると、北海道が抜けていることに疑問を感じるかもしれませんが、
北海道はすでに2006年、第一次安倍内閣が「特別区域」に指定し法案を通しています。

北海道は、「フード特区」としてすでに「特別区域」になっているので
現在の安倍内閣の特区構想に含まれていないだけです。
特区は、しまいには日本全国を飲み込んでしまうでしょう。
特に大阪、兵庫、京都は危険です。
医療イノベーション特区に指定されています。
関西イノベーション国際戦略総合特区
医療イノベーション、最先端の医療・薬品と聞くと一見、
良いことのように見えてしまうかもしれません。
が、医療のように、私達人間の命に直接関わるような分野の
「最先端」というのは、リスクが非常に高いのです。
新薬の実験台などにされるということです。
医療特区とは言い換えれば、「人体実験区域」です。
「日本人人体実験区域法」を、安倍内閣は決めてしまったのです。
(続く)
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コメント
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2015-11-17 19:53 編集