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自民党がかねてから成立を狙っていた、統合型リゾート(IR)法案が
参議院を通過してしました。

カジノを含むIR法案 参院内閣委員会で可決 | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161213/k10010805751000.html
カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案は、ギャンブル依存症の対策を明示することなどを盛り込む修正を行ったうえで、13日夜、参議院内閣委員会で、採決が行われ、自民党や日本維新の会などの賛成多数で可決されました。法案は14日の参議院本会議で可決されたあと、衆議院本会議で、改めて採決され、可決・成立する見通しです。
カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案をめぐっては、自民党と民進党の参議院幹事長らが断続的に協議し、自民党が、これまでの審議で、民進党などから出された指摘を踏まえ、ギャンブル依存症の対策を明示することなどを盛り込む法案の修正を行う方針を伝え、理解を求めました。
これを受けて、13日夜、参議院内閣委員会の理事会が開かれ、自民党が法案を修正する考えを正式に示したうえで、13日中に採決を行いたいと提案し、民進党も、これに応じる考えを示しました。
このあと開かれた委員会で、法案に反対する民進党、共産党、自由党が討論を行い、「数の力を背景に合意形成と手続きを軽んじて採決にひた走る姿は到底容認できない」、「突如、採決が行われることに強く抗議する。審議は尽くされたどころか乱暴に断ち切られた」などと述べました。
討論に続いて採決が行われ、カジノを含む統合型リゾート施設の整備推進法案は、修正のうえ自民党や日本維新の会などの賛成多数で可決されました。
自主投票を決めている公明党は1人が賛成、1人が反対しました。
このあと、依存症を予防するため、カジノに厳格な入場規制を導入することや、依存症の患者への対策を抜本的に強化することなどを政府に求める付帯決議が、自民・公明両党や日本維新の会などの賛成多数で可決されました。
法案は14日の参議院本会議で可決されたあと、衆議院本会議で、改めて採決され、可決・成立する見通しです。
難波委員長「衆議院で十分に審議を」
参議院内閣委員会の難波委員長は、記者団に対し、「会期末が、あすに迫る中、与野党の筆頭理事が、法案の採決を行うことで合意したことを委員長として重く受け止めざるをえなかった。すべての会派が合意することがベストで、じくじたる思いはある。今回の結果を与党も重く受け止め、衆議院で十分に審議するようお願いしたい」と述べました。
自民「しっかり議論できた」
与党側の筆頭理事を務める、自民党の上月良祐参議院議員は、記者団に対し、「政府が、今後、実施法案を作る際の宿題を出すことができたし、しっかり議論もできた。全体的にかなり理解が深まり、充実した審議ができたと思う」と述べました。
法案の提出者で、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する、超党派の議員連盟の幹事長を務める、岩屋毅衆議院議員は、記者団に対し、「あらゆる角度から質問をいただき、充実した審議をして、採決をしていただいたことに大変感謝をしている。これを機に、ギャンブル依存症問題についても、しっかり対応する体制を作ることができると思う。これまでの審議を踏まえて、政府には、しっかりとした実施法案をつくってもらいたい」と述べました。
民進「採決応じざるをえなかった」
野党側の筆頭理事を務める、民進党の相原久美子参議院議員は、記者団に対し、「十分な審議をずっと求めてきたが、あすが閉会日という予定の中で、採決に応じざるをえなかったので、じくじたる思いがある。しっかりと衆議院で審議してもらいたい」と述べました。
共産党の井上参議院幹事長は、記者団に対し、「議論がまったく尽くされてないにもかかわらず、審議が打ち切られ、法案の修正案の議論もないまま、採決が行われたのは極めて遺憾だ。法案を廃案に追い込むため、民進党は、採決に応じるのではなく、徹底した審議を求めていくべきだった」と述べました。
また共産党の田村副委員長は、記者団に対し、「知らないところで修正協議が行われて修正案が出され、十分な審議も尽くさずに採決を強行され、非常に腹立たしい思いでいっぱいだ。衆議院に戻したところで、規則上、委員会審議は出来ず、本会議で、もう一回議決するというだけの話だ。なぜ、こんな乱暴なやり方で採決してしまうのか、大いに議論するところだ」と述べました。
2000年以降から、自民の中でIRという言葉がちらほら聞こえていた記憶があります。
自民党にとっては、文字どおり「念願」だったということでしょう。
いわゆる「保守」と言われる人たちが、民主党だけを叩いていた時期がありましたが、
その頃には、自民党にIRを推進する動きが見られていましたし、
民主党政権が終了する間際に、自民党が中心になって、
違法ダウンロード法やACTAを可決していたことは、
ほとんどの右翼、保守の人たちは気がついていませんでした。
衆院も参院も自民公明が多数を占めている以上、IRも移民もTPPもなんでも、通り放題です。
下記の図は、IRの構想を簡単に表した図です。

カジノを、他の娯楽施設で「覆い隠す」図式になっています。
そのため、一見すると、IR統合型リゾートは、特に問題ないかのように見えてしまうという
「騙し」があります。
次期選挙ではとにかく、自民公明の議席を減らさなければなりません!